先日、第52回技能競技大会が行われました。
二村建築からは、片山さん、松井さんが出場しました。
新潟県内の若手大工が「振隅木(ふれすみき)」と「脚立」の
二部門に分かれて日頃の修練の成果を競いました。
結果
片山さん 「振隅木」1位
松井さん 「脚立」2位
とても素晴らしい結果となりました。
おめでとうございました。
この競技大会は建築大工技能士検定一級の実技試験に沿った
家屋等の屋根の一部の振隅木と、同検定二級の脚立を製作する
二部門となっており、時間内に製図を行い、木材をかんなで削って
規定の寸法に製材。そのあと墨つぼと墨差し、さしがねを使いながら
加工時の目印をつける「墨付け」を行いました。
近年の木造建築では、あらかじめ工場でデータに基づいて機械が切断や
接合部の加工を行うプレカット加工が主流になってきておりますが、
二村建築では、自社工場で刻みを行っております。
昔ながらの伝統技術を後世に伝える為、今後も日々の仕事や
技能競技大会への参加などで若手を育成していきます。