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自社大工のこだわり
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請けた仕事は自分たちの手で最後まで請けた仕事は自分たちの手で最後まで
自然素材の家
二村建築の社長は元は大工です。請けた仕事を自らの手で最後まで受け持つということは、「造る人の想い」と「住まう人の気持ち」を最も強く結びつけるための最短ルートだと、私たちは確信しています。だから、私たちは自社大工にこだわり、自社で一流の大工を育てて、自分たちの手で施工します。
手で造ることのぬくもりを伝えたい
木の一本一本を性質に合わせて墨付けし、手で刻む。かつての現場では、当たり前に成されていた技術です。
 
現在多くのハウスメーカーはプレカット加工に移行し、本当の意味で手造りができる職人が減っています。二村建築は、すべての職人が、木の性質の違いを知り、一本一本、丁寧に手で刻み噛み合わせなければ実現できない木の優しさと心地よさ、ぬくもりを約束します。
住まう人の理想を全力で実現したい
近年、自社で大工を育てる工務店は減少傾向にあります。一方で施工を外部に発注する工務店は増加傾向にあり、建築技術を次の世代に伝える人も減っています。
 
住まう人のお話を聞く大工さんと、家をつくる大工さんが、同一ではないのは、本当の家づくりと呼べますでしょうか。施主様の理想と想い、大工のこだわりと責任を強く結び付け、先代が培った技術と伝統を後世に伝えたい。だから私たちは自社大工にこだわります。
自社大工
大工の現状
大工の現状
私たちは大工工務店です。「お客様の家を自社で建てる。」
当たり前のことですが当たり前でありません。
 
大手ハウスメーカーやローコストメーカーなど建築業界のほとんどは「下請け」であり、その建築業者に工事をする人(施工者)がいないのが現状です。いるのは営業と下請けの大工さんが、間違いを起こさないように見守るおまわりさん役の現場監督。言葉ではいいこと言うが、結局大工さんを下請けしている会社、そんな会社になりたくありません。
 
一人前の大工さんが1日あたり一万数千円や、中には一万円以下で働いている。しかも移動のトラックのガソリン、保険はその中から賄わなければならない。これでは生活できない、夢もなくなる。成り手がなくなるのは当然のこと。これ以上、大工さんを苦しめないでほしい。下請けでなく、大工を社員として雇ってほしい。

 

大工就業者数の推移
大工数の推移と推計値

現に新潟県の大工さんは今1万2000人いるが、その中の8000人は50歳後半~60歳代。
もう10年もしないうちに新潟県の大工さんは4000人になります。
しかし残った4000人の大工さんで本当に技術のある大工さんは何人いるでしょうか?
ほとんど言葉が悪いですが、「組み立て屋」。自分で墨付けし、すべて自分で手加工できる職人はほとんどいません。
 
こうした建築業界の悪い部分の歯止めとなれるように、また建築に夢を描いて入ってくる
若者の手本になっていきたいと考えています。これからも自社大工にこだわった家づくりを発信し続けていきます。

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